2010/11/19

Viridipes phymateus

Viridipes phymateus
南部アフリカ

以前、餌はバラの葉やサクラの葉とお伝えしましたが、
バラの葉はコストがかかりますし、
サクラの葉は季節的に入手できなくなったので、
試しにリンゴを与えてみたらこれが大好評でした。

いまはケースの下に置いているのですが、
枝に突き刺してやると具合がよさそうです。

2010/11/12

ニグリトゥスフタマタ 産卵確認

Hexarthrius nigritus
Khao Kheow,Nakhon Nayok,Thailand

今日、セットを確認したら♀は☆になってました。
本来は長命らしいのですが、やはり産卵させると寿命が縮みます。
私の管理が悪いだけかもしれませんが…。
材に幼虫の食いカスがあふれ出ている箇所が数カ所あったので、
ちゃんと産んでいることと思います。
今回は材が大きいので、このまま放置してもしばらくは大丈夫でしょう。
暇になったら割出ししよ~。

こんなかんじにムリムリッと。












こちらからも…。













天面からも…。
デカいカスは親♀の囓りカス。

2010/11/05

フチドリアオカナブン

Rhomborhina resplendens
Chiang Rai,Thailand
CB

【産卵セット】
2010/11/05
腐葉土主体のマット
湿度:やや高め
管理温度:24度前後
コバシャ中

例によって産卵セット全景



 
 
 
 
 
 
 
 

この子も綺麗なカナブンです。
アジア産の例に漏れず、ブリード難関種です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

交尾器官が確認できます。

2010/10/24

アノーウスイロカナブン

Platynocephalus arnaudi
Thailand
CB

【産卵セット】
2010/10/24
腐葉土主体の自作マット
湿度:やや高め
管理温度:24度前後
コバシャ中

♂ 綺麗なカナブンです。










♀ ミヤシタとの区別は困難。

2010/10/23

メガソマ・オキシデンタリス 産卵セット

Megasoma occidentalis
Guerrero,Mexico
WF4

【産卵セット】
2010/10/21
ホビー倶楽部 カブト産卵マット
管理温度 24~26℃
13リットルコンテナ

ホビー倶楽部のカブト産卵マットは、水分多目で粘度のあるマットであり、特にメガソマの産卵セットには最適と思う。臭いもほとんどなく、夏場以外は到着後すぐ使用できる点もGOOD。

産卵セット全景。変わり映えしませんが…。













♂、ちょっとスレてますけど…。












まがうことなきオキシです。

2010/10/21

ケンタくん 産卵セット

Augosoma centaurus
Cameroon

【産卵セット】
2010/10/21
ホビー倶楽部 カブト産卵マット
管理温度 24~26℃(※低温に注意)
13リットルコンテナ

産卵セット全景












♂♀同居で問題ないでしょ。












テカテカのピカピカでカッコイイカブトです。

2010/10/13

中国産 スピネウスノコ 攻略

Prosopocoilus spineus
中華人民共和国 広西壮族自治区 大明山

なんとか産ませることができた。
飼育困難種と聞いていたが、良材を用いればちゃんと産むようだ。
♀はやや動きが鈍くなってきているので、次のセットは無理かもしれない。

ケース側面には幼虫が材を囓ったカスが随所に見られる。












二令らしき幼虫がケース側面をはっていた。
リングライトがうるさいのはご容赦。













材を動かすと初令幼虫がいた。

2010/09/30

ヤーラ産オウゴンオニ 産卵ボトル

Allotopus moellenkampi ssp
(Allotopus moellenkampi moseri ?)
Yara,Thailand

セットから約1ヶ月経った産卵ボトル。
やはりオウゴンオニはカワラボトル産卵が楽です。
幼虫の食痕がたくさん目立つようになったので、割り出さなければならないのだが、時間が…。
またもや小型化は必至…(笑)


2010/09/29

エレガンスクワガタ 産卵セットの様子

Digonophorus elegans
Sikkim,India

産卵セットから約1ヶ月経った本日9/29の様子。
産んでそうな気配ではあるが、確認はできていない。
これまでの経験上、トンネル掘ってくれたら勝ちかな…と思っているんだが。
二層の材のうち、とりあえず上層の材の様子を撮影した。

全景












産卵痕


































木口には大きなトンネルが…。












こちらの木口にもトンネルが掘られている。

2010/09/25

ニグリトゥスフタマタ 産卵セット2

Hexarthrius nigritus
Khao Kheow,Nakhon Nayok,Thailand

【産卵セット】
2010/09/23
グローバル“DVマット”
ブナカワラ材
湿度:マット・材ともに高め
管理温度:24~26℃
13リットルコンテナ

今回はブナカワラ材の角材をまるっと1本使用する。
材は手で崩せるほどではないが、ほど良い軟らかさ。
おいしそうなカワラ菌の香りがする。












例によって十分加水したあと、幼虫の乾燥糞に数日埋める。












マットをしいた上に巨大角材をどこんと乗っける。













で、マットで埋めちゃう。
乾燥防止のため、ほとんど埋めてしまった。
何の飾りもない、これが漢の産卵セット!














一応、足木やら餌皿やら入れてますが…。

2010/09/23

カタグロカタハリカナブン

Ischiopsopha lucivorax
New Guinea
F5

【産卵セット】
2010/09/23
腐葉土主体の自作マット
(広葉樹の葉主体の腐葉土+無添加微粒子マット+ブンブンの糞)
湿度:やや高め
管理温度:26度前後
コバシャ中























産卵セット

2010/09/20

アーチェルニセヒラタ

Aulacostethus archeri
Trisuli,Nepal

もはや非常識なほどの小ささです。
顎にアーチェルの名残(笑)がありますね。

カンボジア産ギラファ 産卵セット

Prosopocoilus gilaffa giraffa
Canmodia

【産卵セット】
2010/09/19
マットのみ
マスターズ“産卵マット”+幼虫の糞、水分多め、堅詰め
管理温度 24~26℃
コバシャ中

ギラファはマットにも材にも産むが、最近は材割りがメンドイので、マットのみでセットしている。ケースの8割くらいまでマットを堅詰めしている。幼虫の糞の産卵誘引効果のほどは証明不能だが、まあ“おまじない”みたいなものだ。
産卵マットとしては、月夜野きのこ園の“きのこマット”やフォーテックの“MaxMatスーパー微粒子”を過去に使用して成績が良かった。
ちなみに、コストを度外視すれば菌糸産卵も有効で、カワラボトルやカワラブロックで簡単に産ませることができる。次世代で大型を狙うのであれば、この方法が一番楽だ。

♀はセットに投入するや、そそくさとマットに潜っていった(右下)

2010/09/19

カリン産オウゴンオニ 産卵セット

Allotopus moellenkampi ssp
Kayin,Myanmar
WILD

【産卵セット】
2010/09/18
“MAD 1400cc”
管理温度 23~24℃
コバシャ小

ボトルには♀が潜りやすいよう、あらかじめ穿孔しておく。












愛用の菌糸ほりツール。とても便利。












先端部分のアップ。これで菌糸をくりぬく。












くりぬいた菌糸はこちらからポイ。












ボトル・ゼリー・とまり木のみのシンプル・イズ・ベストなセット。
ケース内の乾燥にのみ注意。













今回使用するWILD♀。わりと大きめ。












ボトルの穴近くに♀を置いてやる。
こうしてみると非常にババっぽい。













約5分後の様子。
瞬く間にボトルに潜っていきましたとさ。

2010/09/18

オーベル・オーベル 産卵セット

Mecynorhina oberthuri oberuthuri
Tanzania
CB

【産卵セット】
2010/09/12
グローバル“DVマット” 
管理温度 26~28℃
コバシャ大

“DVマット”は自宅で半年ほど寝かせて発酵を進めてある。
したがって、購入したばかりのものよりもかなり色は濃い。

セットから6日目にゼリーを補充してやった。
餌皿は使っていないのは、どうせひっくり返されてしまうから。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

給餌中の小型♂

2010/09/16

カンチャナブリ産 オウゴンオニ 2

Allotopus moellenkampi ssp
(Allotopus moellenkampi moseri ?)
Kanchanaburi,Thailand
WF1

頭部覆面の半円形部分が横に長いのはババ的特徴。













上翅の黒帯はババのよう。
だが前胸側面の突起はモセリの特徴。

2010/09/15

新産地 ミャンマー産オウゴンオニ

カレン州(カイン州)(Kayin)のオウゴンオニについて、有名ショップ様(複数)では、ババ(ssp.babai)として販売しておられる。タニンダーリ管区(Tanintharyi)とカレン州そしてタイ・カンチャナブリ県(Kanchanaburi)の採集地は同一の山塊にあり、半径約50㎞(直径100㎞)の範囲内におさまるということを根拠とされているようだ。この見解に従えば、タイ・カンチャナブリ県のオウゴンオニもババということになる。確かになるほどと思えるところもある。

ただ一方で、馬場勝氏は、そもそも記載には誤りがあって、タニンダーリ管区で採れるオウゴンオニが全てババなわけではなく、沿岸部の特定地域のもののみがババだとされている。同じタニンダーリ管区でもタイの国境地帯のビラウタウ山脈で採集された個体については、馬場氏ご自身がババではないと判断しておられる(記載に基づけばババになるであろう)。タイのヤーラ県(Yara)の個体についても同様のご見解のようである。
(以上、KUWATA No.24 p28~参照)。

さらに、BE KUWA では、ビラウタウ山脈のタイ側であるカンチャナブリ県の個体とそれより南方のヤーラ県の個体は、モセリに分類されている。
(以上、BE KUWA No.14 p14参照)

ところで、私がブリードしたカンチャナブリ産のWF1♂個体群だが、2血統とも大顎先端の上下二又部分の下が長い・龍骨部が外向きになるというババの特徴2点については全ての個体が備えていた。一方、ババの重要な特徴のひとつである光沢については、正直かなり個体差があるように感じた。特に裏面(下面)は顕著であった。上翅の黒帯についても同様であった(ババは太くて境界が明確とされる)。一見してモセリとは異なると判断できるほどではなかった。そのほかの点については、現在ババを所有しておらず比較できないため、何とも言えない。
(以上、BE KUWA No.14 p15参照)


そのようなわけで、アマチュアブリーダーである私としては、タイ及びミャンマーの新産地オウゴンオニとババとの関係は「判らない」とするしかない。個人的な見解としては、私はババの記載そのものに懐疑的なのだが、それは置いておくとしよう。当ブログではしばらくはミャンマー・カリン州、タイ・ヤーラ県、タイ・カンチャナブリ県のオウゴンオニを全て、
Allotopus moellenkampi ssp
で通そうと思うので、ご了解いただきたい。

幸い3産地のオウゴンオニ全てを入手できたので、なるべく多く次世代の♂を得て、比較検証してみたいと思う。

2010/09/14

カンボジア産 ギラファノコギリ

Prosopocoilus gilaffa giraffa
Canmodia

採集地は“クラバン山脈”とのこと。
カンボジア産は原名亜種だったと思う。
今期初入荷の触れ込みで2ペアのみ。

WILD 88㎜ ♂

2010/09/12

新産地 ミャンマー産オウゴンオニ

Allotopus moellenkampi ssp
Kayin,Myanmar

カレン州(カイン州)(Kayin)は、ババイの産地タニンダーリ管区(Tanintharyi)の北部に位置し、タイ・カンチャナブリ(Kanchanaburi)からは北西にあたる。これまでのタイ産およびミャンマー産オウゴンオニの産地よりも緯度が高い地域からの採集で興味深い。というより、ミャンマーの新産地ということだけでとてもすごいことだと思うのだが…。

WILD ♀ 未計測
現状、色は悪い(苦笑)が状態はとてもよい。