2010/08/31

中国スピネウス 産卵セット 2

Prosopocoilus spineus

中華人民共和国 広西壮族自治区 大明山

2週間ぶりにセットをチェックした。
盛んに材を囓った後がみられた。

8/15 撮影

2010/08/30

カンチャナブリ産 オウゴンオニ

Allotopus moellenkampi ssp
(Allotopus moellenkampi moseri ?)
Kanchanaburi,Thailand
WF1

大顎先端












龍骨部












上翅の黒帯・光沢

2010/08/29

Madiga liberiana

以下海外情報

Madiga liberiana
Tanzania

乾燥した通気性のよい環境で飼育する。

何でもよく食べるが、糞がすさまじく(量も臭いも)、手入れの便利さを考慮して、最初の画像のように味も素っ気もない飼育セットとなった。
餌は、レタス・サニーレタス・チンゲンサイ・キュウリ・ナス・麦・米・リンゴ・煮干しのハラワタ・動物系サプリ・植物系サプリなど。
飽きっぽいのでサプリ以外はローテーションで与えている。

シェルターは紙コップ(苦笑)
床材はキッチンペーパー。
これでまだ幼虫である(汗)













仲良く同じシェルターで休むペア。
いまのところ共喰いの予兆はないが…。

2010/08/27

ゴライアスオオツノハナムグリ(ゴリアテス)

Goliathus goliathus
Cameroon

ゴライアス・ゴリアテスは今年春にアピカリス型(form apicalis)の♀をグローバルの“G-powderマット”でセットしたが、 3回のセットで40卵ほど産み、まずまずの成績だった。当該マットは発酵はそれほど進んでいないのだが、非常に粒子が細かくふわふわした手触りは独特のものだ。しかも無添加である。使用感は“Maxマットスーパー微粒子”を超えたのではないかと思う。¥1,000/5リットルと価格はそれなりのものだが、粒子の細かさの割に劣化せず、繰り返し使用することが可能だ。
ハナムグリの産卵マットとしては発酵が進んでいることが重視されているが(よく「黒化したマットがよい」と言われる)、アフリカ産の多くの種はむしろ粒子の細かさと湿度の具合の方が重要で、二次発酵していれば黒っぽくなくてもさほど問題とならないのではないかと思う。例えばオーベル・オーベルやザバゲイそしてゴライアスなどもグローバルの“DVマット”で十分産んでいる。ただしこちらのマットはロットにより仕上がり具合に若干の差がみられるように思うので、使用の適否は最終的には自己判断するしかない。


2010/08/26

エレガンスクワガタ 産卵セット

Digonophorus elegans
Sikkim,India

エレガンスクワガタのブリードの正否は、♀の成熟を見極められるかどうかにかかっている。他種と異なり、後食し始めたらOKというわけにはいかない。
時期的に少し早い気もするが、♀もよく動いているので、第一弾のセットに踏み切った。

【産卵セット】
2010/08/26
グローバル“G-powderマット” 水分多め
天然カワラ材(サクラ)・天然カワラ材(エノキ)の軟材 水分多め
管理温度 23~24℃
コバシャ小

例によって材は加水して幼虫の乾燥糞に数日埋める。
余分な水分は乾燥糞が吸収して程良い水分になる。
産卵誘引・防カビのための処置。














今回は短めに切り出した材8本を二層でセットする。
材を短くするのは♀の好む木口を増やすため。
まずは一層目。














一層目にマットをかけて埋め、さらに二層目の材を並べる。
その上にマットをかけて完成。
保水のため、材はほとんど埋めてしまう。

2010/08/24

ハリシ産卵セット

Megalorhina harrisi eximia
Cameroon

【産卵セット】
今回は form haroldi のみでセット(2♂2♀)。
2010/08/14
マスターズ“熟成無添加発酵マット” 水分をかなりとばした。
管理温度 26~28℃
コバシャ中













2010/08/23

エレガンスクワガタ

Digonophorus elegans
Sikkim,India

今年は野外品がたくさん入荷したが、値崩れしないのは流石。
経験上、エレガンスクワガタのブリードは秋頃がよい。

これから行為におよぶところ(笑)
頑張ってたくさん産んで欲しいモノだ。

2010/08/22

フクエアオカナブン

Rhomborrhina unicolor fukueana
長崎県五島市福江島













【産卵セット】
2010/08/02
腐葉土主体のマット 
PLANET OF BEETLE “腐葉土入りカブトマット”+腐葉土
湿度 中程度
管理温度 24~26℃

2010/08/21

Viridipes phymateus

Viridipes phymateus
南部アフリカ

餌はバラ科の植物の葉。
バラ・サクラの葉などを与えている。

幼虫は肉眼では画像よりも黒っぽく見える。












群れていることが多い。
グリーンの蓋に安心するのか?

2010/08/20

ニグリトゥスフタマタ 産卵セット

Hexarthrius nigritus
××××,Thailand

ニグリトゥスフタマタのセットは通常のフタマタのセットで問題ないそうだ。

【産卵セット】
2010/08/17
グローバル“G-powderマット” 水分多め
天然カワラコナラ材 水分多め
管理温度 24~26℃
コバシャ中

例により加水した材は乾燥糞に埋める。
余分な水分は糞が吸収してくれる。
丸二日ほどで程良い水分加減になった。














堅詰めしたマットの上に材を並べる。
幼虫の糞は産卵誘引と防カビに有効。













マットをかるくかぶせて完成。
材は保水のため2/3くらい埋めてしまっている。

2010/08/19

ニグリトゥスフタマタ

Hexarthrius nigritus
××××,Thailand

ニグリトゥスフタマタクワガタの産地については、“ナコーンナーヨック”あるいは“カオヤイ”と表記されているが、これらは同産地であろう。
ナコーンナーヨック県(Nakhon Nayok)のキアオ山(Khao Kheow)はカオヤイ(Khao Yai)国立公園に指定されている。

WILD 67㎜♂












同上












同上












WILD 40㎜♀

2010/08/18

新産地 タイ産オウゴンオニ 産卵セット

Allotopus moellenkampi ssp
Allotopus moellenkampi moseri ?)
Yara,Thailand

先日紹介した新産地のタイ産オウゴンオニをセットした。
お手軽なカワラボトル産卵。

【産卵セット】
2010/08/12
 “MAD 1400cc”
管理温度 23~24℃
コバシャ小

以前よりシンプルになったセット。
♀は産みだしたら潜りっぱなし。
よって、ゼリー・止まり木も不要かも。












♀投入より5分後。

2010/08/17

中国スピネウス 産卵セット

Prosopocoilus spineus
中華人民共和国 広西壮族自治区 大明山

スピネウスのブリードは難しいと聞く。
まずはオーソドックスな材のセットで様子を見ることとする。

【産卵セット】
2010/08/14
マット+材のセット
グローバル“G-powderマット”、水分多め、ケース半分まで堅詰め
天然カワラ材(エノキ)と天然カワラ材(サクラ)の軟材、水分多め
管理温度 24~26℃
コバシャ小
小型ノコは雄雌同居の方が成績がよい。

加水した材は幼虫の乾燥糞に数日埋める。
乾燥糞が水分を吸収して程良い水分になる。
産卵誘引とカビ防止のための処置。












材は短めに切り出している。
ノコが好む木口を増やすための処置。
小型種だから問題ない。














堅詰したマットの上に材を並べる。












さらにマットをかけて完成。

2010/08/16

ハリシサスマタカナブン

Megalorhina harrisi eximia
Cameroon
CB

希少な form haroldi












こちらはノーマルなタイプ

2010/08/15

オーベルチュールオオツノカナブン(原名亜種)

Mecynorhina oberthuri oberuthuri
Tanzania
CB

原名亜種は希。

50㎜~ ♂












40㎜~ ♀

中国産 スピネウスノコギリ

Prosopocoilus spineus  
中華人民共和国 広西壮族自治区 大明山
中国産は希。

WILD 40㎜♂












WILD 23㎜♀
前胸は艶消しのノコ

2010/08/14

中国産 コンフキウスノコギリ

Prosopocoilus confucius
中華人民共和国 江西省 大瑤山

コンフキウスノコギリは見栄えもよく、個人的には好きな虫だが、イマイチ人気がないのは残念。

WILD 40㎜♀













【産卵セット】
2010/08/12
マットのみ
マスターズ“産卵マット”(無加水)+幼虫の糞、水分多め、堅詰め
管理温度 24~26℃
コバシャ中

2010/08/13

新産地 タイ産オウゴンオニ

Allotopus moellenkampi ssp
Allotopus moellenkampi moseri ?)
Yara,Thailand

タイ産オウゴンオニは一昨年よりカンチャナブリ県(Kanchanaburi)産のものが少数先行入荷されている。
入荷元によると当該産地ヤーラ県(Yara)はカンチャナブリ県から約800km、また最古の採集記録のあるラノーン県(Ranong)からも約600kmと遠距離で、非常に興味深い。僅かに数ペアのみの入荷である。

WILD 52㎜♂
同上











WILD 46㎜♀